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2018年7月24日
捨てられない思い出「衣食住」という言葉をよく聞きます。
あなたの人生の中で、何が優先ですか?
「食」「住」「衣」の順番でしょうか?
「住」「食」「衣」でしょうか?
私にとってはすべて大切で、優先順位はつけられません。
なぜならレストランで働く私の仕事は、そのすべてが同じくらい重要だと思っているからです。
【美味しくて】【おしゃれで】【快適な空間】
どれかが一つでも欠けたら・・・?
私は20歳の時、初めてイタリアへ行きました。
イタリアが大好きで、fantagsitaの由来もイタリアからとるくらいですから。
私はイタリア料理のシェフになりたかったというエピソードはご存知でしょうか?
そのくらいイタリアにはまっていたのです。
そして、初めてミラノの地に立った時、
イタリア人のファッションに目を奪われました。
「恰好いい!」
ファッションに興味を持った瞬間でした。
メートルドテルとして、ファッションで常に心がける事は2つ
.ひとつは清潔感(相手への敬意)
もうひとつは独自の世界観(自分へのこだわり)
身だしなみとおしゃれのような感覚です。
メートルドテルの「ブランド化」こそ、お客様へ最高のサービスを提供するために必要な事だと私は考えています。
体型にあったスーツを着る。
なぜこれを選んだかを説明できるこだわりがある。
そしてそれを一生使い続けると決めて手に入れる。
私は無駄が大嫌いです。
食べ物も同じ、服も同じ、生命が宿っていると思っております。
だから使えなくなったものは「ありがとう」と言ってお別れをします。
さて、本題です。
2012年のサービス世界コンクールで身に付けていたタキシードがあります。
コンクールを4度挑戦し、勝ったときも、負けたときも常に身に付けていたものです。
まだまだ着られます。
「俺は将来、一流のメートルドテルになる!」
「コンクールにでて世界一になる!」
「レストランという舞台で華麗な技を魅せる!」
汗と涙と血
そしてメートルドテルとしての誇りに染みあふれたこのタキシードを
強い意志と野望を持ち、
モノを大切にする若者に
お譲りします。
いつまでも傍にあると勲章に頼ってしまうから。
fantagista21
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